活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
高室弓生『縄文物語』
高室弓生『縄文物語 わのきなとあぐね』青林工藝舎、
2007.3、215p、1300-
初出:講談社、1990.11


先日書いた『ニタイとキナナ』の時代から、約100年前の同じ村で
生き生きとした少女時代を送ったわのきなあぐねの、
例によってまったり充実した日々の詳細。

連載は1989年に「コミックモーニングパーティ増刊」(講談社)。
『ニタイとキナナ』より前の連載で、
絵も話も、うん、前、って感じ(笑。
80'sというか、昭和のかほり。
山葡萄酒を仕込む主人公たちの、

 ぷっぷっぷっぷっ
 山ぶどう はぜる…
 ぷっぷっぷっぷっ
 ふと踏みごとに酒になる…(p.19)

というモノローグの詩的表現は、宮沢賢治を彷彿するような。
いいよね。

儀式を中心にした村の運営については、こちらのほうが詳しい。
2冊合わせてぜひどうぞ!
ていうか、新作描いてくれ!

20090609購入
★★★★


縄文物語―わのきなとあぐね
縄文物語―わのきなとあぐね
高室 弓生
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