活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
倉橋由美子『酔郷譚』
倉橋由美子『酔郷譚』河出書房新社、2008.7
155p、1500-
初出:「サントリークォータリー」69〜73号、75号、76号

桜花変化
広寒宮の一夜
酔郷探訪
回廊の鬼
黒い雨の夜
春水桃花源
玉中交歓


慧君が、九鬼さんのお店で真希さんなる美女に出会い、
すっかりやられちゃって、同居しちゃって結婚しちゃって
わーい、おめでたいね、というのを、怪しいお酒が絡む
短編で連作にしました。って話。←おい(笑。

って、舞ちゃんは!?(笑
まあ舞ちゃんはハナから慧君には片恋というか
いとこだからというか、そういうのだから、まあいいのかな。
入江さんと桂子さんが正式に結婚しているということは、
『シュンポシオン』『ポポイ』よりもずっとあとの時間、
ということなのだから、舞さんももう佐伯さんと
結婚してるんだろうな、たぶん。
と、よそんちの恋愛事情を気にするのであった。。

しかし『ポポイ』めろめろのわたしとしては、このシリーズは
どうしても舞視線になってしまうので、なんというか、
こんな慧君見たくない!
というか(笑、「スーパーノヴァ」然としている慧君のが
好きよ(はぁと)とか思ってしまう。
わたしも太陽に恋してしまったのかなあ。

短編ということがたぶん強く影響してると思うけど、
異世界どっぷり度は低め。
何しろ慧君は毎回ちゃんとこっちに戻ってきてるしね(笑。
展開が早い分、「めくるめく」感はとてもある。
でも旧仮名遣いでもないし、倉橋度もちょっと低めなのかも。
ただ、この雰囲気とことば遊びの妙にひたるべし。
ああ追悼倉橋由美子。惜しい人を亡くしたよ。

★★★
20090305借
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