活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』
森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』幻冬舎、2006.1
254p、829-、初出2004.12幻冬舎

第1話 「まだ続くのか?」「命ある限り(高笑)」的な
    悪ふざけからいかにしてミステリィに手を染めたのか
    着メロを鳴らす
第2話 いよいよやってきた人生の転機を脳天気に乗り越えるや
    いなやラットのごとく駆けだしてだからそれは脱兎でしょうが
第3話 小説家として世界に羽ばたくといって本当に羽ばたいていたら
    変な人になってしまうこの不思議な業界の提供でお送りします
第4話 サインコサインタンジェントモッドサイエンティスト
    サンタクロースコモエスタアカサカサントワマミー
第5話 たまには短いタイトルにしたいと昨夜から寝ないで
    考えているうちにおもしろい夢を見てしまった。そこで一句。
    短めにタイトルつけたら秋かもね。


某国立大学工学部建築科の助教授、水柿くん33歳は、その後いかにして
ミステリィ作家として世に出る羽目になったか。
…ミステリィ好きの奥さんをぎゃふんといわせたくて、模型作りの時間を
執筆に充てて書き上げた第1作は、横書きだったせいもあって奥さんには
不評だった。知人に見せたが芳しい返事は返ってこなかった。
第2作も書いてみたが「最初のよりおもしろいけど」と奥さんは冷たい。
しかしある出張で電車待ちをするため書店にいるときに、
投稿ということをして、編集者というプロの人に読んで批評して貰おう
(もしよい評価を得られたら奥さんにいばれる)と思い立ち、
募集要項に、原稿は縦書きに限る!と強硬に書いていない小説雑誌を購入。
研究室のプリンタで(横書きのまま)プリントアウトし、大学生協の
いちばん安いバインダにはさんで投稿。
そして本人も忘れたころ、そのK談社から電話がかかってきたのだ。
さあ、どうだみろ奥さん!
…でもK談社って、どんな会社なの?
-----------
5行に1行…か、それ以下くらいとびとびで読んだけど無問題。
なんか、いろいろうまくいってよかったね(笑。
副業で稼いで家を買うっていうのもすごいなあ、というかいいなあ。。

20080625借
★★
小説 作家 森博嗣 / comments(0) / trackbacks(0)
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://blog.coo.sunnyday.jp/trackback/800232