活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
森博嗣『ゾラ・一撃・さようなら』
森博嗣『ゾラ・一撃・さようなら Zola with a blow and goodbye』
集英社、2007.8、279p、1400-


頸城悦夫、探偵。
知人の洋樹の紹介だという今回の依頼人、志木真智子はこう言った。
ゾラという世界的に有名な殺し屋が、次に狙っているのが
元都知事の法輪清治郎である。
わたしの母は若い頃、法輪にあるものを預けた。
あるもの、とは天使の演習と呼ばれる美術品で、
法輪が死ぬ前に、これを取り返してほしいのだ、と。
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冒頭に登場人物紹介があるもんだから、そういう系のミステリかと
思って読み進んだら、なんだか違うんでやんの(笑。
ミステリのお約束をひっくり返して肩すかし、というのが
この人の十八番かしら。
基本的に頸城の一人称だけど、章の終わりに、別の人物の語りが入る。
うふふふふ、これが誰かということがポイントなわけですな。

20080610借
★★
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