活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
熊谷隆敏『もっけ』
熊谷隆敏『もっけ』講談社
1巻:2002.6初版、2004.7第8刷、182p、476-
2巻:2003.3、198p、476-
3巻:2004.3、187p、505-
4巻:2005.3、207p、505-
5巻:2006.1、191p、505-
6巻:2006.11、214p、505-


姉の静流は見鬼、妹の瑞生は憑かれやすい体質、
ふたりにとってこの世界はなかなかに生きにくい。
両親がいる都会ではあまりに危険が多すぎるため、
拝みをしている祖父と、いなかで暮らしているが、
それでもいつか、祖父がいなくなった場合、
自分たちはぶじに、他の人に迷惑をかけずに
生きていけるんだろうか、という心配を常にしている姉妹。
祖父は母の父だが、母自身は姉妹の体質を理解せず、
「普通に」「外の世界で」ふたりが暮らせるよう願っている。
一方父は、そういうことがあることを自然に受け入れ、
ふたりが安定していきていければよいと思っている。
しかしもちろん、こんなに理解があるのは家族とわずかな
周囲だけ。
その中でも、移ろう季節の中で、大切なものを見つけ、
慈しみ、考え、ときには痛い目を見る(笑)ふたりの日々。
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なんてアフタヌーンな話なんだ(笑。
ちょっとろりーなとことかな。←偏見?
ふたりはすごく生きにくそうだけど、
そのことに折れそうになるときもあるけど、
基本的に健やかで、自然体なのがよいと思う。
アクションのない妖怪まんが。

友人が「で、『もやしもん』とはどこが違うわけ?」と
言ってたのにうけた(笑。
うーん、実害があるところかなあ?(笑
妖怪も神も、あやしいもんは一緒くたに「もっけ」なので、
そのへんの混淆ぐあいも『もやしもん』に似てるかな?
モノたちがちょっとかわいらしいところも。

2008.4.16読了 ★★★
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