活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
里中満智子『天上の虹』20巻
里中満智子『天上の虹』20巻、講談社、2007、190p、429-


天皇の位を退いた讃良(持統天皇)は、孫である文武と同権の
太上天皇として政務を続行する。
しかし長引く体調不良、歴史書編纂の難航、皇族のスキャンダル等が
かの女を苦しめ続ける。
そんな中、かつて謀反の罪で断罪した大津皇子の遺児が、復讐のために
身をやつして都に入っていた。
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長けりゃいいってもんじゃなかろう(笑。と第1印象。
小学5年でこれに出会ったわたしは、一気に古代史に引きずり込まれ、
結果としてこの道に至ってる気がする。
その大きなきっかけである本作が、なんというかこう…延々と、あまり
おもしろくもないまま続いているというのは悲しい。
持統天皇の物語なので、かの女の死まで続くのはまあ当然としても、
なんかこう、もっと続き方があるんじゃないの、と。
著しい失速の感が否めない。
結局、伝記まんがなのか群像劇なのかが不明瞭なのがよくないよなあ。
といいつつ、壬申の乱あたりまではすごくよかったんだけどー。

ところで、天智とか持統とかっていうのは諡なわけで、例えば「天智」や
「天武」っていうのは亡くなったときに漢風諡号として与えられた、のはわかる。
じゃあ、皇位を退いてから亡くなったもと天皇(つうか上皇というべきか)とか
法皇の、天皇名って、どの時点で付与されるのかな。
退位したとき? それともやっぱり死後?

もうひとつ全然本作に関係ないことを備忘。
小学1年のときに出会った、それこそわたしのバイブルであるところのコミック、
清原なつの『光の回廊』が、amazonで5000円で出てる。
でももとはコミック。310円とか390円とか。
バイブルを買うのに、この金額は高いのか安いのか。むむむ。悩。

★★
2007.2購入。
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