活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
河合隼雄『ファンタジーを読む』
河合隼雄『ファンタジーを読む』楡出版、1991、317ページ

 .ャサリン・ストー『マリアンヌの夢』
◆.襦璽沺次Ε乾奪妊鵝愎遊舛硫函
 リンドグレーン『はるかな国の兄弟』
ぁ.檗璽襦Εャリコ『七つの人形の恋物語』
ァ。邸Γ漫Εニグズバーグ『エリコの丘から』
Α.侫リパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
А.瓮▲蝓次Ε痢璽肇鵝愍臆爾両人たち』
─。諭Ε沺璽辧次愨音がやってくる』
 G・マクドナルド『北風のうしろの国』
 アンリ・ボスコ『犬のバルボッシュ』
 .=グウィン『影との戦い ゲド戦記 
◆.=グウィン『こわれた腕環 ゲド戦記◆
 ル=グウィン『さいはての島へ ゲド戦記』



河合隼雄が、自分の好きなファンタジー作品を、ユング的解釈で
読み解くシリーズ。
親の庇護から離れたとき、または今までと違う理不尽な(と、子どもが思う)
環境に置かれたときにファンタジーは子どもの前に立ち現れ、
そこでの体験を糧に、子どもは成長するが、もちろん少なくない心の痛みや
苦労はしなければならない。多くの場合、親も同様に。
そして、あまりにファンタジーの世界に入り込みすぎると戻ってこれなくなる
(多くの場合、こっちの世界では死ぬことになる)。

というのを基本において読むと、だいたいどの作品も、そのように
読めるのだね(笑。
河合のこれらのシリーズでは、グリムを読んだ『昔話を読み解く』の方が
血湧き肉躍る系かな。
あ、でもここに挙げられた作品の多くに思い入れがあるので、
そこもけっこう楽しめた。
全体に、そんなに複雑な本ではないので、通学2日くらいで読了。
おもしろかった。

★★★
20061003借。
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