活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
心に満ちていく短篇集:松本侑子『引き潮』
松本侑子『引き潮』幻冬舎、2004.9、198p、1300-

赤萩の家
帰郷
お湯が入るまで
ツバメ
男の厄年
花と蜜蜂
葉桜
山里にて
引き潮

人生の、あるポイントで、それまでの生き様を振り返るモチーフが多い短篇集。ほんのりと心が暖かくなるようなものから、しんみりとしてしまうもの、思わず涙腺が緩むものまで。
その作品にも食べものが出てくる。しかもけっこう重要なアイテムとして。ものすごく特別な食材や、調理法があるわけではない。しかし、特別なタイミングに、特別な人の手によってもたらされる日々の食べもの。それらに彩られ、縁どられた、さまざまな人の日常の断片。

★★★20101210借
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