活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
長野まゆみ『レモンタルト』
長野まゆみ『レモンタルト』講談社、2009.10
p.188、1400-


早世した姉の夫と、2世帯住宅に暮らす私。
恵まれた容姿の義兄に、
心ひそかに心動かされるときがあるのは
ひたすらに秘密だ。

秘密といえば、今勤めている会社での業務内容も、
他の社員には隠しておかなければならない。
かつての役員の庶子というだけで閑職にいる、
と周囲に思い込ませながらの業務は、
つらくないといえばうそになる。

ある帰宅途中、急な雨に立ち往生したときに、
見知らぬ女から、女ものの傘を手渡されるときまでは。
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ご多分に漏れず、実は自分が台風の目タイプの主人公が
はっちゃけた周辺の人物に翻弄されまくるパタン。
ただ、その周辺人物がけっこう魅力的に描かれていて、
本人がそうやって翻弄されていることを、
どこかしら楽しんでいるような雰囲気があることが、
悪くなかった。
ごはんもおいしそうだしw

★★★
20100601借
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