活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
蛭川立『彼岸の時間』
蛭川立『彼岸の時間 〈意識〉の人類学』春秋社、
初版2002.11、新装版2009.5、300p、2500-

はじめに
プロローグ―アヤワスカの宴
第一部  反転する時間―シャーマニズム的リアリティ
 第1章 他界への旅―アマゾンのシャーマニズムと臨死体験
第二部 循環する時間―共同体的リアリティ
 第2章 象徴としての世界―バリ島民の儀礼と世界観
 第3章 穢れた女の聖なる力―インド世界とタントリズムの思考
 第4章 巫女という対抗文化―沖縄の民間信仰をめぐる権力構造
 第5章 ルサンチマンと権力―タイの仏教とシャーマニズム
第三部  消滅する時間―瞑想的リアリティ
 第6章 〈自我〉という虚構―インド-チベットの瞑想哲学
 第7章 転生するのは誰か―「霊魂の死後存続」をめぐる論争
 第8章 非局所的な宇宙―旧ソ連圏における認識論的政治学
第四部  前進する時間―資本主義的リアリティ
 第9章 理性と逸脱―ミクロネシアのドラッグカルチャー
 第10章 聖なる狂気―沖縄シャーマンの巫病は「精神病」か?
 第11章 原始の復権―色好み日本人とネオ・シャーマニズム
 第12章 労働・貨幣・欲望―グローバル化する資本主義と〈南〉の社会
第五部  明滅する時間―ポストモダン的リアリティに向けて
 第13章 回帰でもなく超越でもなく
     ―アマゾン的未来の可能性・日本的未来の可能性
あとがき
新装版に寄せて

索引

-----------
読み物として読むにはおもしろいが、それ以上のことはない。
「意識」というものが、本人以外には結局享有され得ないもの
だからこそ、人間はことばを尽くし、儀礼の体裁を整え、
その上に文化を築いてきたのであって、そのことを後づけで
「意識」下の話にされてもなあ、と思う。
あと、部に分かれているのに章番号が通し、っていうのは
一般的なことなのかな。なんか違和感。


20090623購入、0818下書き
学術書みたいの 文化科学 / comments(0) / trackbacks(0)
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://blog.coo.sunnyday.jp/trackback/1013519