活字中毒者の乱読日記 印象批判100%
映画『ラヂオの時間』
映画『ラヂオの時間』
1997、日本、104min
主演:唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦 他
監督:三谷幸喜

ラジオ弁天の今夜のラジオドラマはなんと生放送。
シナリオは、ラジオ弁天のシナリオコンクールで入賞した
「運命の女」。
熱海を舞台にした、パチンコ店パートの主婦と漁師の、
熱い恋物語である。
リハーサルは滞りなく終わったが、短い休憩時間のうちに
主演の、もと大スター千本のっこが、役名にけちをつけ始める。
トラブルを避けたいプロデューサーはそれをOKしてしまうが
それがきっかけでシナリオにはみるみるうちに手が加えられ、
脚本家の目の前で、違う話になっていく。
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『笑の大学』を先に見ていたのでしみじみ思うが、
構造は一緒。
外圧によって、脚本が次第にブラッシュアップされていく。
なにしろ、車のセールスマンの夫を捨て、
漁師との愛を選ぶ主婦の話が、
女弁護士と宇宙飛行士の、宇宙規模の物語になってしまうのだ(笑。
いろんなキャラがいておもしろいっていうのはすごくあるけど、
これをふたりでやりとげた『笑の大学』はすげいな。

渡辺謙がよかった(笑。なんて豪華な脇役なんだ。
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「リンダ・リンダ・リンダ」
「リンダ・リンダ・リンダ」2005、日本、114min
監督:山下敦弘 
主演:ぺ・ドゥナ/前田亜季/香椎由宇/関根史織(Base Ball Bear)

http://www.bitters.co.jp/linda/

芝高軽音部3年生の女子3人。
最後の学園祭でオリジナル曲を演奏する予定が、
メンバーの怪我と喧嘩で3日前にフイになった。
3人でブルーハーツを演奏することにしたが、
肝心のボーカルが決まらない。
最初に、この道を歩いてきた人にしよう、と
いい加減に決めたのは、留学生の女の子。
まともに歌ったこともなかったかの女は、
ブルーハーツを聞いて涙し、メンバーに聞く。
「わたし、頑張ってもいい?」
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文化祭前日から最終日の公演まで、のめくるめく4日間。
淡々としてるところがいい。
青春ものだと、ムダに盛り上げたり、
感傷的になったり、卑下したり、揶揄したりしない、その姿勢。
ブルーハーツはいいよな(笑。題材勝ちか。
でも高校生がみんな、しっかりキャラ立ってて、
それに違和感がないあたりがおもしろさの秘訣かしら。

2008.1.13 DVD借
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